Thello号乗車禄(ベネツィア→パリ)
Thello号乗車禄
学生時代の卒業旅行の話です。
私はどうせなら誰もやらないようなことをしたいと思い、
ヨーロッパへの往復航空券、ユーレイルパスを持ち、
ヨーロッパ2週間一人旅を決行しました。
宿泊先はスイスに友達が住んでいたので、
スイス滞在時は友人宅へ、
他は当日宿を探して泊まっていました。
今思うとポケットwifiも持たずに、
よくやっていたと思います。
そんな旅行の一部を今回は思い出しながら、
書きたいと思います。
乗車した列車はthello号です。
今回はベネツィア・サンタルーツィア駅→パリ・リヨン駅までフルで乗りました。
そして、貧乏旅行だったため6人部屋です。
6人部屋で1人で乗り込む勇気・・・
当時の私。よくやったと思います。
乗車すると、
ブラジル人の夫婦が先に席に座っていました。
最初が肝心だと思い、
「ボンジョルノ~!」
と挨拶したら
「ボンジョルノ~」
と返ってきて安心しました。
やはり、挨拶は大事です。
列車は、
ベネツィア・メストレ駅に止まり、
フランス人夫婦が乗車
ミラノ駅に止まり、
ドイツ人女性が乗車
6人部屋は満員となりました。
ミラノ駅を出発してすぐに、
車掌さんがやってきて
パスポートを預かっていきました。
命の次に大事なパスポートを預けるのか~と思いましたが、
翌朝ちゃんと返ってきますので、
安心して預けてください。
切符を見られることがなかったので、
検察も兼ねているのだと思います。
パスポートを預ける際に、
日本のパスポートは赤色でいいデザインだね~と言われました。
確かに他国のパスポートを見る機会ってあんまりない・・・
ただイメージ的には、
青・緑をよく見る気がします・・・
部屋の中では、
ブラジル語講座
日本語講座
が行われ・・・
軽い挨拶位はできるようになりました笑
とは言え、
母国語はバラバラ
みんなつたない英語でコミュニケーションをとりました。
日本語が通じない環境であるとはいえ、
居心地はすごくよかったです。
ただ、
こればかりは当たり外れがあると思いますので、
お金に余裕がある方は、
一人部屋もあるようなので・・・
そちらの方がゆっくりできるかと思います。
ちなみに私は、
三段ベッドの真ん中でした。
三段ベッドは、一番上が天井が高くオススメだと思います。
列車は定刻通りに、
パリ・リヨン駅に到着しました。
私の勝手なイメージだと、
日本以外の鉄道は遅れて当たり前のイメージがあったので驚きました。
ちなみに、同じ部屋に乗っていた人たちも、
「オンタイム!」
と驚いていたので運が良かっただけなのかも・・・
パリ・リヨン駅で待ち合わせをしていた、
リリアンちゃんは列車が定刻通りに来ると思っていなかったみたいで、
私がまちぼうけをくらいました・・・